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イメージが変わる?!マンションのエントランスを彩る照明の選び方

2021.07 17

イメージが変わる?!マンションのエントランスを彩る照明の選び方

マンションのエントランス部分は、居住者や訪問者だけでなく、通りがかりの人々にも最も見える場所であり、まさにマンションの顔と言えるでしょう。
外構部として様々なところにこだわりを持ち、素敵な玄関口にしたいとお考えのオーナー様も多いと思います。中でも照明はそれ自体が目立つアイテムというわけではないですが、そこにあるすべてのものを如何様にも輝かせることのできる、空間の支配者と言えるでしょう。エントランスは多くの人が行き交う場所でもあるので、デザイン性はもちろん、明るさなど安全性へ配慮が最も大切です。
マンションの価値を向上させるうえでも重要なポイントとなりますので、照明についてどんな種類があるのか、詳しく見ていきましょう。

明るさにはどんな種類があるの??

皆さんお家で何気なく電気をつけては消し、昼夜問わず様々な電気を使い、日常生活は照明に大きく支えられています。ご飯を食べる時、お風呂に入る時、勉強をする時、何をする時も明るさは欠かせませんね。
そんな照明の光の色の種類は、大きく分けると5つあるってご存知でしたか?

昼光色(ちゅうこうしょく)
昼白色(ちゅうはくしょく)
白色(はくしょく)
温白色(おんぱくしょく)
電球色(でんきゅうしょく)

白色を中心に上にいくほど青白く、下にいくほどオレンジのような色になるため、昼光色が最も青白く、電球色ほどオレンジ色に近いということになります。
自然の光に例えるならば、日の出・日の入りの温かみのある色合いがオレンジ色に近い電球色、また日中の太陽光の強い日差しが青白い昼光色に当たります。

それぞれの色の種類が与える効果とは

色の種類が大きく5つあることがわかりましたが、これらはどのように使い分けられているのでしょうか。
それは、お家の中でも分類することができます。リビングルームやお風呂場など、家族団欒の場所やリラックスが目的の空間では温かみのあるオレンジ色の電球色が、また、勉強机やキッチンなど、集中して作業をする場所でははっきりと強い光である青白い昼光色が使われています。
これは実は自然と体のリズムが密接に結びついているのです。人は太古の昔より日の出とともに起床し、正午になるにつれて仕事に励み、夜になると床に就くように生まれた時からのメカニズムがあります。つまり日の出や日の入り時はリラックスモード、昼の12時には活動モードと言えるで
しょう。
そのモードと太陽の光の色を利用して、電球の色が適した場所や空間に配色されているのです。

色温度

さて、少し詳しい話となりますが、上述した五つの色は、物理的な数字で表すことができ、これを’色温度(ケルビン)’と言います。
ケルビン(K)というのは明るさの単位のことで、数字が低いほどオレンジ色に近く、数字が高くなるほど青白くなります。

昼光色(6700K)
昼白色(5000K)
白色(4200K)
温白色(3500K)
電球色(3000K)

このように、活動モードの時に用いられる光、日の光で言うと正午の差すような光は、このケルビ
ンの値が最も高く、リラックスモードの色の場合ケルビン数は低くなります。
空間をどのような場所に演出したいか、どんな雰囲気にしたいかを考えるときは、このケルビンを参考にすると良いでしょう。
ショッピングモールで手に入る電球にも箱に記載はあるので、好みの色を選ぶことができますよ。

マンションエントランスの照明の役割とは

これまで明かりの種類や種類ごとの意味合いなどを見てきましたが、マンションエントランスにおける照明の役割とはなんなのでしょうか。二つの観点から見ていきましょう。

安全・防犯対策

日の入り後、暗い夜はいつも歩きなれている場所でもどんな危険が潜んでいるかわからないものです。ご自宅前まで安全に帰ってくるためには、気付かぬうちに様々な照明、街灯の助けがありますが、マンションのエントランスももちろん例外ではありません。
オートロック式を用いてるところでは、侵入者を防ぐためのシステムですが、鍵を探して立ち往生することで、紛れて入ろうとする不審者に絡まれる恐れもあります。
また、お洒落な床やタイル、敷石にこだわった作りのアプローチやエントランスは、ヒールがひっかかかったり、雨の日は転倒の危険もあります。足元、手元がしっかりと明るく照らされていることは大切ですね。
また、煌々と灯りが灯っているエントランスのマンションには、なかなか空き巣も近寄りづらいというデータがあります。防犯カメラがあるだけで犯罪抑止力があるのと同じ効果と言えるでしょう。人感センサーの場合も、暗いと安心して立ち入ろうとした空き巣の不意を打ち、躊躇、退散させることもできます。
明るいだけで、急に明るくなるだけで、その場所は安心安全に保たれるのです。

外観を魅力的に保つ武器

七五三、成人式、家族写真、結婚記念写真…様々な節目や記念すべき日に写真を撮るとき、被写体を美しく輝かせるのが照明です。舞台や映画の撮影でも灯りが効果的に使われるように、そこにあるものを美しく見せることができる魔法のような存在です。
マンションの入居率におなやみのオーナー様が、外壁や大掛かりなリノベーションをする余裕がなくても、限られた予算内で照明のみ手を加えると、一気に新規入居の契約が増えた!という例も見られるように、そのマンション自体を数段と素敵なものに魅せることができるのも、照明の魅力でしょう。
照明といっても上で紹介したように様々な灯りの種類があり、その量や、方向によっていくらでも
アレンジが可能です。
例えば壁面に光を当てると、反射光で周りも照らされ、より広い範囲が明るくなるので一石二鳥です。
また、植栽としてエントランス部分に植えている樹木をライトアップすると、玄関は昼間とは違ったドラマチックな表情を見せ、空間をとても華やかにしてくれるでしょう。
低木などをライトアップして足元の安全を確保することもできる一方、高木の場合は反射光で周りを一緒に明るくすることもできます。
下からのライトアップは、お昼間の上からの太陽光とは違った印象を与え、夜の門まわりを美しく演出してくれますよ。

マンションエントランスに適した明かりとは?

マンションのエントランス、アプローチ含む共用部分が点灯されるのは、主に日が落ちてからの夕方から夜、外が暗くなってきてからです。
学校や仕事などで活動モードの時に1日を頑張って疲れて帰ってくる居住者の皆さんを迎えることが毎晩のエントランスの役目であるため、リラックスの効果を与える温かみのある灯り、電球色が相応しいと言えるでしょう。植栽などを美しく照らす役割もあるため相乗効果で素敵なエントランスとアプローチに迎え入れられ、癒やされるのではないでしょうか。
一方手元がしっかり見えた方が良いオートロック周り、宅配ボックスや自転車置き場などははっきりとした青白い昼光色を用いると良いでしょう。
上記を色の単位であるケルビン(K)で見てみましょう。
マンションの共用部分における光の色温度(K)は、電球色と同等の3000K程度のものが採用されることが多いというデータがあります。
住宅としてのぬくもり、安心感、リラックス効果が得られる色温度(K)とされているためでしょう。
屋外、屋内に関係なく、この色感覚はどのような場所においても応用可能です。
エントランスやロビーを間接照明で天井や壁面を明るくしたい場合、又はスタイリッシュに爽やかな印象を演出したい場所では、4000K以上の高めの色温度が用いられることもあります。
駐車場、駐輪場など、安全性を求められる場所においても機能的な意味合いだけでなく、壁面のコンクリートには高めの色温度の方が色味的に良くマッチするため、4000K以上の明かりが使われることが多くなっています。
色温度は、機能面とデザイン面の両方のアプローチから決めるのが良いでしょう。エントランスや
ロビーにあるインテリアの色彩や材質、どれに焦点を当てたいか、植栽の種類など、様々な要素が絡み合って素敵な外観というものが完成します。
毎日ここを通る時、今日もいってらっしゃいと背中を押される、また今日もお疲れ様ですと暖かく迎え入れられる、そんな落ち着ける空間になると良いでしょう。

まとめ

今回はマンションエントランス部分の照明に焦点を当てましたが、一口に照明といってもあかりの種類や役割が様々あることがわかりました。
明かりひとつで、今ある玄関口がさらに素敵に、豪華に、特別な空間に仕立てることが可能なのです。照明と合わせたデザインでアプローチの素材や植栽、エントランスの造りをリノベーションできるのが一番華やかさとまとまりによる一段上の空間が演出できますが、まずは照明を見直すだけでも随分と違った印象を与えることができるでしょう。
マンションエントランスは、お家の顔です。朝と夜ではまた違った表情を浮かび上がらせてくれる照明の力をかりて、通りがかりの人にも癒しを与える素敵なアプローチ、エントランスを目指してみてはいかがでしょうか。優しい表情に心惹かれる新規入居者様がきっと現れることでしょう。

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