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マンションの外壁リノベーションで入居率UPを目指すには?人気の色選びのコツについて 徹底解説

2021.07 26

マンションの外壁リノベーションで入居率UPを目指すには?人気の色選びのコツについて 徹底解説

マンションの外壁リノベーションを行うにあたって、綺麗な外壁のおうちで今のご入居者様に気持ちよく住み続けていただきたい!外観のイメージをガラッと変えて、新規ご入居者様を迎え入れたい!と思ってらっしゃるオーナー様も多いと思います。
外壁のリノベーションは色々な意味合いがありますが、今回は色選びの観点から、人気の色や、ポイントを抑えていきましょう。

外壁リノベーションの役割とは?

外壁リノベーションを行う場合、まずイメージに浮かぶものが塗装作業ではないでしょうか。
塗装は、マンションの外観をきれいにしたり、人目を引いてこんなところに住みたい!と思われるような外観づくりのためには必須作業という認識もあることでしょう。
しかし、イメージアップの他にも、建物を保護すると言う重要な役割があります。それぞれ見ていきましょう。

建物を保護する

建物の外敵は人と同じです。4〜11月は紫外線が強い季節ですし、梅雨の時期の雷雨豪雨は少し憂鬱な気分となりますね。
人にとっての日焼け止めクリームや日傘、雨傘やレインコートなどが、建物でいうところの塗装。紫外線や雨などでダメージを受けないように外側から保護するというのも外壁塗装の目的です。
外からのダメージを受け続けると外壁に綻びが生じ、内部のコンクリートがむき出しの状態になります。隙間から水分が入ってくる危険や、ひび割れが生じたり、衝撃で割れやすく、脆く崩れやすくなってしまいますので注意が必要です。

【塗装の種類】
❶アクリル系塗料
昔は主流の塗料でしたが、今は使用頻度が低いです。

❷ウレタン系塗料
外壁、鉄部分、木部など、さまざまな部分に対応できる優れものとして人気が高まっています。

❸シリコン系塗料
現在主流となっている塗料で、比較的リーズナブルです。

❹フッ素系塗料
長持ちするため、シリコンと同じく人気が高いです。将来的にかかるコストを削減できることもメリット。

❺断熱系塗料
熱を軽減してくれる塗料として知られ、エアコンなどの電気代節約、室内環境改善の面で期待されています。

❻その他の塗料
透明、セルフクリーンなど、特殊な機能が含まれています。

さまざまな種類があり、それぞれ建物を守る機能が備わっています。費用面、耐久性、寿命、いろんな観点から最も適したものを選ぶと良いでしょう。

マンションの外観を美しくする

外壁塗装をすることで、外界からのさまざまな衝撃から建物を保護することができますが、やはりなんといってもマンションの見た目が美しくなります。
塗装がはげているだけで、築年数に関係なく建物が古く見えてしまいますよね。人付き合いにおいても第一印象が大事なように、建物の見た目に気を配ることは非常に重要でしょう。こまめにメンテナンスすることで丈夫で美しい姿を保つことが可能です。
また、外観がきれいだと、マンションを借りる人や購入したい人が増えるため、資産価値も向上し、入居率アップが期待できると言われています。

外壁の色選びのポイント

外壁を塗り替えるというタイミングは、10年が目安とも言われ、なるべく激しく天気の変化しない雨の少ない季節が良いとされています。
時期やタイミング以外にも、外壁塗装は色選びが重要なポイントとなってきます。

面積効果を考慮しよう

色選びの注意点としては、想像と実際の差。色見本で見た時と実際に建物に色を塗った時ではイメージが異なると言うことが起きやすいのが色の怖いところでしょう。
色見本は小さく、明るい室内などで見る機会が多いですが、実際の建物は何百倍もの大きさで、広大な面積でその色が広がると圧迫感があったり、逆に薄く見えることもしばしば。
色には、明るい色は面積が大きくなるとより明るく、暗い色は面積が大きくなるとより暗く見えるという性質があります。
理想のイメージとは違う色を選んでも、実際にマンションに塗った時にはちょうどいいという場合もあるため、専門家の意見を積極的に取り入れましょう。

色の特徴と違い

色はさまざまな効果や役割を司っていて、建物自体や周りの景観などを如何様にも印象付けることができます。

【モノトーン】
白や黒などモノトーンは、シックでおしゃれですが、汚れが目立ちやすいという特徴があります。

【カラフル】
ビビッドカラーなど奇抜な色で外壁塗装を行無駄場合、土地柄によっては周囲の外観から浮いてしまい、トラブルの元となることもあり得ます。

【多色】
外壁に使用する色の種類が多くなってしまうと、統一感が損なわれてグレードの高い印象が薄れてしまいます。外壁に使う色は多くても3色程度にとどめておくといいでしょう。
マンションは戸建てと比べて平面が多く、その面積も広いため、存在感が出過ぎてしまうことや、太陽の当たり方で理想の色移りにならないこともあります。

●材質と色の組み合わせも考える
塗料は塗る材質によって発色が異なり、コンクリート素材の部分と木造の部分がある場合、同じ色でも発色が違います。可能であれば、実際に塗装が終わった家を業者に見せてもらうと、色のイメージがつかみやすいでしょう。
また、事前にシミュレーターなどでバランスをみておくことも大切です。自分の好きな色で塗装をしてしまうと、統一感がない配色になってしまう場合もあります。
そのため、色の系統の範囲で決めていくのも、失敗を少なくするポイントのようです。
実際に建っている建物や住宅のカタログを見ながら、自分の好みの色がどのように見えるか研究してみるのもよいでしょう。

人気の色を項目ごとで分けて見てみましょう

外壁塗装でどんな色にしようか想像を膨らます時、仕上げたいイメージで色を決める方も多いかもしれません。
しかし、外壁塗装は長くマンションを彩り続けるマンションの防護服ですから、汚れや劣化の観点からも色を検討する必要があるでしょう。

汚れにくい色

グレー系の色は汚れも目立ちにくく、どんなデザインとも相性が良いため人気の色で多くの戸建てやマンションに使われています。
逆に黒や白はシンプルでスタイリッシュな仕上がりになる一方で、汚れが目立ちやすく埃などがつくと目立ってしまう可能性のあるリスクの高い色と言えるでしょう。
また原色系は、紫外線によって色が薄くなるため、こまめなメンテナンスが必要です。

経年劣化しにくい色

原色に近い色は、上述通り紫外線によりこまめなメンテナンスが必要ですが、逆に彩度が低い淡い色、パステルカラーならば色褪せなどが目立たず、長期間新築のような美しい景観を保つことが可能です。
また、原色は景観によっては浮いてしまい、地域の雰囲気をそこないかねませんが、淡い色の場合は周りの建物にも馴染見やすいですし、加えて品の良さを出すことができるでしょう。

高級感の漂う色

マンションの入居率は外観の美しさが大きく左右しますが、塗装次第で高級感を出すことも可能です。
石彫仕上げ塗材は、水性塗材でありながら耐久性、透湿性(壁内部の湿気を外部に放出する作用があり結露を抑える)、耐水性、弾性に優れています。
大理石調の石調仕上げ塗材では、耐久性、耐水性に優れていて、深みのある質感を楽しむことができます。
御影石調の石彫仕上げ塗材は、対汚染性などに優れ、低コストで豪華な外観を演出することができます。
カフェやレストランの床や内装に使われていることも多く、柔らかい印象があるため、マンションの外壁に使用すると、周りの景観とマッチしやすいというのもメリットです。
石彫仕上げ塗材のカラーバリエーションは豊富なので、選択肢に入れてみるのも良いでしょう。

色ごとに分類

【グレー】
最も人気なグレーは、外壁の汚れが目立たず、外壁のメンテナンスが非常に楽であり、大人な雰囲気を醸し出すことから、長年使われ続けています。

【ホワイト】
北欧風デザインが流行る中で、真っ白で清潔感のある白は非常に人気のカラーです。
白は新築感が出ますが、汚れが目立ちやすいのがデメリットです。

【ブラック】
スタイリッシュでモダンなイメージの黒は、存在感があり、家をすっきりとした印象にさせてくれます。
白と同じく、汚れがつきやすいのが気になる方も多いかもしれません。

【ネイビー】
紺色は黒より柔らかくどことなく上品で、外壁塗装でも人気があります。落ち着いた印象を周囲に与えてくれるでしょう。

【アイボリー】
白の鮮烈すぎる色味よりは温かみがあって明るいため、老若男女問わず人気があります。
数色使う場合も多色と馴染んでくれるため、使い勝手が良いでしょう。

色の選び方のポイント

外壁塗装は、10年に1度するかしないかの、大掛かりで時間も費用もかかる工事です。10年のうちに流行が変わることもありますし、飽きない色であれば尚のこと良いですね。
そして、周囲の外観との兼ね合いも考えて慎重に選ぶ必要があります。派手すぎない色味が無難ではありますが、周りと被りたくない!と言う場合には、その周りを10分ほど歩いてみて周囲に多い外壁の色の調査してみるのもいいかもしれません。
マンションはさまざまな世代の方が入居するため、幅広く支持される外観を生み出したいものです。

ツートン

ツートンとは、2色の異なる色を組み合わせたカラーのことです。
2色を選ぶには、組み合わせの良い色を吟味する必要がありますね。ただ異なる色を組み合わせれば良いというものではありません。
濃淡で決めると言うのも一つの手です。
青×水色
緑×黄緑

また、白がベースだとまとまりやすく清潔感も出ます。
白×黒
白×こげ茶
白×ネイビー
白×ベージュ(アイボリー)

個性的な印象を出したい場合はこんな組み合わせも。
黒×緑
茶色×黄色

まとめ

外壁リノベーションによる外壁塗装は、建物全体を美しく見せる役割、そして保護する役割があることがわかりました。
また、色にはそれぞれ持ち合わせたイメージがあるので、ツートンなども利用して組み合わせると良いでしょう。
外壁の色はマンションのイメージや資産価値にも大きな影響を与え、入居率アップにもつながります。色ごとの特徴をしっかりと捉えて、街並みに合う、それでも目に留まる、素敵な色選びをしてみましょう。
そのためには、頭の中にあるイメージを忠実に具現化できるよう、カラーシミュレーションのシステムを活用することをお勧めいたします!

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