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木の温もりが安心感をくれる外観リノベーション

2022.05 02

木の温もりが安心感をくれる外観リノベーション

家の顔とも言える外観。外観がどのようなデザインかでその家の印象が左右されると言っても過言ではありません。外観にこだわりたいという方に是非考えていただきたいのが素材です。外壁の色やエクステリアにこだわる方は多くいらっしゃいます。もちろんそれは正しいですし、それらはお家の外観の主要な箇所ですが、素材にもこだわってみるともっとおしゃれな外観に仕上がります。
今回はマンションの外観をリノベーションしたいという方に向けて、ウッド素材とはどのようなものか、なぜマンションにおすすめなのかをメリット、デメリットをふまえながらご紹介、木材の説明もいたします。

ウッド素材って何がいいの?


マンションの外観リノベーションをするなら、ウッド素材を使用したリノベーションを考えてみていただきたいのですが、ではウッド素材の何がいいのでしょうか。
いくつかメリットと、デメリットも合わせて紹介します。

ウッド素材のメリット:木の温かみを感じる

ウッド素材を外観に取り入れる最大のメリットとして、木の温かみを感じることです。
ウッド素材には他の人工素材には出せない柔らかさや、温かみがあります。マンションのエントランス部分や外壁などに使用することで、マンションの印象として温かみを感じさせることができます。
ウッド素材は温かみと柔らかさを持つ素材なので、マンションの外観的な印象だけでなく、利用する住民の方への影響も、ほっとする、安心感のあるマンションにすることができます。住民の方の満足度向上にもつながります。

ウッド素材のメリット:自然と調和して暮らすことができる

近年環境問題が注目されるようになり、環境を意識しだした方も少なくありません。更に、テレワークなどの普及で、利便性ではなく、自分の好きなところで暮らしたい、自然の中で暮らしたいと考えている方も増加しています。
そのような状況に合わせて敷地内に植木を植えたりしても、マンションのデザインによってはマンションが浮いてしまうことがあります。
そのような場合でも、外観に木材を使用すれば自然と調和したデザインになります。
さらに、自然の中で暮らしたい、マンション自体にも自然がある物件がいいとお考えの方にもぴったりな物件になります。
自然と調和して生活するという点では、やはり外観がウッド素材であることがおすすめです。

ウッド素材のメリット:デザインの流行り廃りがない

外観にも流行りや廃りがあります。しかし、外観リノベーションは決して手軽にできるものではありません。時間も工費もかかるので、デザインは慎重に決める必要があります。
また、デザインによって好みが出てきたり、中には好みの年代が別れるというケースもあります。年代によって好みのデザインが異なるというケースは、ターゲットを絞り、その年代を中心に入居してもらいたいという場合には良いのですが、特にターゲットを絞っていない場合は、外観のデザインが若いからなどといった理由で入居してもらえないとなると残念です。
しかし、ウッド素材ならそのようなことが少ないです。
まず、ウッド素材を使用した外観のデザインに流行り、廃りがありません。何百年も前から使用されている素材ですので、日本人にとって馴染みがあり、抵抗もありません。では印象のないぼんやりとしたデザインになるのかと言われるとそうではなく、外観のデザインによって現代的なデザインの外観にできます。現代的なデザインにしても、冷たさなどはなく、ウッド素材のもつ温かみを持たせながらモダンなデザインにできるため、印象的なマンションにリノベーションすることができます。
また、ウッド素材の色合いや外観のデザインによっては、明るい色合いにすればナチュラルで明るい印象に、濃い色合いにすれば、深く、高級感のある印象に。と与えたい印象に合わせて幅広く対応することができます。
ウッド素材を使用すると、流行り廃りもなく、外観デザインによって印象深い外観に仕上がります。

ウッド素材のメリット:外観維持に効果的

ウッド素材はマンションの外観維持に効果的です。
コンクリートなどの人工素材の外観は、塗り、色、形が均等です。一方ウッド素材は自然のものなので、色や形がバラバラで、木目もあるので、全く同じ色で作られることはありません。それゆえに汚れが目立ちにくいです。コンクリートなどはリノベーション直後は均一な色ですが、段々と一部が汚れていってしまいます。もちろんウッド素材も一部が汚れてしまうのですが、最初から均一な一色ではないので、汚れが目立ちにくいです。
また、ウッド素材の方が落書きなどのいたずらをされることが少ないです。
コンクリートなどの壁は落書きされることがあるのですが、ウッド素材の場合、木目などで文字や絵が映えないからか、落書きをされることが少ないです。
マンションの外観を少しでも長く維持するには、ウッド素材もおすすめです。

ウッド素材はマンションの外観に採用することで、様々な良い効果があります。
一方デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

ウッド素材のデメリット:メンテナンスが必要

ウッド素材のメリットはメンテナンスが必要なことです。
人工物でないので、マンションの外観に使う際に便利な機能があらかじめついていません。そのため、定期的に塗装や補強などをし、お手入れをしながら付き合っていく必要があります。
長く使うにはメンテナンスが必要といえます。

ウッド素材のデメリット:素材によっては耐久性が心配

ウッド素材には様々な種類があり、その種類によっては耐久性が低いことがあります。
雨や台風で濡れ過ぎてしまうと腐食してしまったり、虫の被害も気をつけなければなりません。いずれも定期的なメンテナンスで防ぎましょう。また、そのような被害に強いウッド素材もありますので、そのような素材を選ぶことも予防の一つです。

ウッド素材を外観に取り入れるなら、素材を意識しましょう


マンションの外観をウッド素材でリノベーションしたい!という場合はウッド素材も選ぶ必要があります。
例えば、ウッド素材には大きく分けて2つあり、天然木材と人工・樹脂木材に分けられます。天然木材の中にも2種類の木材があるので詳しくご紹介します。

ハードウッド

天然木材の中の1つです。
ハードウッドは文字通り硬さのある木材のことで、繊維が細かく耐久性が強いのが特徴です。
その耐久性の強さから、天然木材のデメリットでもある、害虫被害や腐食などに強く、防腐剤の塗布などのお手入れを頻繁に行う必要がないので、お手入れが楽になっています。

ソフトウッド

天然木材の中の1つです。
柔らかいため加工がしやすく、安価なのが特徴です。柔らかい分傷がつきやすく、腐食剤の塗布の必要があったり、腐食や害虫被害にあいやすいデメリットがありますが、木材によって耐久性が上がっているものもあります。

人工・樹脂木材

天然木材に似せた素材のことです。人工木材と樹脂木材の違いは木粉が入っているかいないかです。
木粉が含まれているものが人工木材、木粉が含まれていないものが樹脂木材と呼ばれます。

このようにウッド素材には様々な種類があります。
素材によって特徴やメリットデメリット、どのような外観リノベーションに向いているかなどが変わりますので、施工業者と詳しく相談するのがお勧めです。

まとめ


マンションの外観リノベーションをするなら、ぜひ取り入れて欲しいウッド素材についてご紹介しました。
デザイン面で、ウッド素材は様々なデザインに対応でき、時代による流行り廃りのない素材であるとご紹介しましたが、何よりも木の温かみを感じるというところが最大の特徴であり、メリットだと思います。木の温かみというのは他の素材では出せないものなので、もしマンションの外観をリノベーションして販売するという場合でも大きなセールスポイントになると思います。
また、ウッド素材には種類があり、それぞれ少しご紹介しましたが、木材選びに関しては施工会社さんとよく話し合うのがおすすめです。東京リノベンチャーでは自社輸入のアイアンウッドを使った外観リノベーションもご提案しています。ウッド素材でマンションの外観をリノベーションしたいとお考えの方はぜひお問い合わせください。

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