2022.05 06
空間演出!ライトアップの極意
マンション、戸建てを問わず、外構エクステリアの工事は人気です。人気な外構エクステリアは様々ありますが、大きく分けて家具として使うもの、飾りとして使うものがあります。例えばガーデンテーブルセットなどは家具として使用できる外構エクステリア、花壇などは飾りとして楽しむ外構エクステリアです。
その中で、実用的に使用でき、かつ飾りとしても機能する外構エクステリアがあります。それは照明です。照明は屋内だけでなく、屋外にもつけると一気におしゃれなおうちになるのでお勧めです。更に、好みに合わせて色のついたライトにするのもおすすめです。
人感センサー付きのものにすると、防犯面でも役に立ちます。
今回はおしゃれで便利な外構エクステリア、照明をご紹介します。
目次
外構エクステリアとしての照明
少しご紹介しましたが、外構エクステリアとは、玄関周りや駐車場、お庭などのお家の外の家具のことです。
外構エクステリアはお家の外にあるので、おうちの外観に大きく関わります。それだけでなく、フェンスなどで外の目線などを遮ったり、門扉でお子様やペットの飛び出しを防いだりと機能的に使用することもあるので、外観をおしゃれにしつつ、機能性も持たせるというバランスが必要です。それゆえに個人差が大きく、面白いところでもあります。
そのような外構エクステリアの中で照明は、それ自体を家具として使用することはないですが、照明が出す光で外観をおしゃれに、さらに防犯対策を行うことができます。
また、光なので、電球を変えるだけで色を変えることができます。白系ならスタイリッシュでクールな印象に、オレンジ系なら暖かい印象になります。また、お庭に小さくピンクや青のライトを置いても、お花みたいでかわいいです。
お家の外観を飾りながらも防犯対策として機能し、電球を変えるだけでイメージが変えられる照明は、コスパもすごく良いです。
外観を飾る照明の種類
外観をおしゃれにしてくれる照明をいくつかご紹介します。
ポーチライト
玄関のドア部分に取り付けるライトです。外構の照明と聞くと一番多く思い浮かぶのではないでしょうか。
この照明は照明器具自体が見えるので、お家の外観に合わせてデザインを選ぶとおしゃれに仕上がります。また、人感センサー付きのものを選ぶと防犯対策になります。
ポールライト
ポール状になっているライトです。
こちらも照明器具自体が見えるものになっています。
玄関アプローチに置かれることが多く、ライトアップによって、玄関までの道のりが光で誘導されるようになります。
カーブのついた玄関アプローチだとより一層おしゃれになるのでおすすめです。
グランドライト
グランドライトとは地面に埋め込むライトのことです。遠くから照明器具自体は見えず、光だけが見えるので幻想的でおしゃれな空間になります。
壁面ライトアップでおしゃれな外観に
様々な照明がありますが、外観をおしゃれに、幻想的に仕上げるなら壁面ライトアップがおすすめです。壁面ライトアップは戸建てだけではなく、マンションでも使うことができます。
もちろん、壁面ライトアップでおうち周りを明るくすることで、防犯効果もあります。
高さを演出するならライン状に
光がライン状になるようにグランドライトを設置することで、壁面にライン状の光ができ、お家の高さを演出することができます。
また、珍しいライトアップなので、他のお家と被りにくいです。
このライトアップだと、照明器具の大きさや数がそこまで必要ではないので、コストも低くなります。
お家を豪華に上品に
お家を上品に見せたいならウォールアップライトがおすすめです。
下から壁に光を当てるので、浮かび上がるような幻想的かつ豪華な光になります。
このライトアップだと、直接光を浴びないので上品で、お家も広さを感じる仕上がりになります。
フェンスや塀にグランドライトを
フェンスや塀がある時にはそこにグランドライトで壁面をライトアップするのもおすすめです。等間隔で光を当てることで、おうちの敷地内が光で包まれ、明るく、幻想的な美しさが演出された空間になります。
また、目隠しフェンスや高い塀は、外部からの視覚を遮ることができるのですが、逆におうちの中からの死角ができてしまうことがあります。そのような場合でもライトアップすることでその死角を防ぐことができるので、防犯面からもおすすめです。
更に、下から照らす光はお家を大きく、上品に見せることができます。
LEDバーでおしゃれに安全に
横長のLEDバーで壁面や階段を彩るのもおすすめです。
壁面をライトアップすると、均等に明るく照らすことができ、しっかりとしたライトアップ効果を望めます。
場合によっては、丸い照明をいくつか購入するよりもリーズナブルになることもあります。
壁面が大きい時はLEDバーを検討してみると良いかもしれません。
階段があるお家の場合、階段にLEDバーを仕込むと、夜に帰宅する際に階段の場所がわからない、階段を踏み外してしまうといった危険を防ぐことができるのでおすすめです。
照明のある階段はイルミネーションでも採用されるほど綺麗なので、おしゃれな家にしたいとお考えの方には特におすすめです。少し色を取り入れてみると周りと違う階段に仕上げることができます。
壁に照明を仕込んでライトアップ
新築などの場合、照明をつけることを前提に外観デザインをするなら、壁面にライトを仕込むようにするのもおすすめです。L E Dバーなどを壁面に仕込むことで、照明器具は見せずに光だけを見せることができます。縦にも横にも配置できるので、一度考えてみるのもお勧めです。
大きく配置すれば壁全体が照らされ、小さく配置すると、名札周りだけを照らすことができます。
壁面を左右で挟むように配置するとお店のようなデザインに仕上がります。どこに照明を配置するかでデザインが変わるのが面白いです。
駐車場も壁面ライトでわかりやすく
駐車場も壁面をライトアップすることで、広さを感じさせたり、SF映画のようなデザインに仕上げることができます。
駐車場のライトアップはデザイン面からだけではなく、夜に駐車しやすくなるのという面でも便利ですおすすめですので、できればつけておいたほうがいいと思います。
また、人感センサーが搭載されたものにすると、夜に帰宅して駐車する時に便利です。
壁面だけではなく、天井にダウンライトを設置すると、お店のショーケースのように車が照らされるので、車が好きな方や、車にこだわりがある方は設置してみると良いかもしれません。
駐車場がガレージのようになっていて、中に荷物も置いているという方は防犯面から考えても、照明をつけておくのがおすすめです。
マンションのエントランスにも両面発光ウォールライト
上下両方発光するウォールライトは高さのある壁におすすめです。
壁の中腹か少し下に配置すると、ウォールライトの下から上を照らす光と、ダウンライトのように上から下を照らす光りが足元を照らしながらも壁全体を明るくするおしゃれな空間に仕上がります。
ライトの下に花壇などがあると、お花などを照らすことができるのでより一層おしゃれになります。
マンションのエントランスにもおすすめです。
光が縦長のシルエットになるので、高さのある壁が向いており、壁や塀の高さを際立たせるライトアップです。
暖色系のライトを使うと、光の膨張効果で横の広さも演出できます。
まとめ
外構エクステリアの中でも人気の高い照明を紹介しました。
照明は外観の飾りとしても、防犯対策としても使用できる非常に優秀なエクステリアです。色や形の種類も豊富で、使い方によって三者三様の仕上がりになるのでとても面白いです。
今回は照明の種類から、おしゃれに仕上げるライトアップなどを紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。