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古き良きを後世に!古さを活かした外観リノベーション

2022.05 27

古き良きを後世に!古さを活かした外観リノベーション

昭和に作られた中古マンションやビルの外観リノベーションをしたいけどデザインに悩んでいる。真新しいデザインがうちのマンションやビルの形には合わないんじゃないかとお悩みのオーナー様や、そこまで大規模なフルリノベーションはしたくないとお考えのオーナー様にご提案したいのが、古さを活かした外観リノベーションです。
近年、ヴィンテージマンションの人気は高まっています。しかし古いままでいいかというとそうではありません。
形などのレトロ感は好まれますが、設備が古いままだったり、汚い印象の外観は好まれません。骨組みなどはレトロのままでも、設備のリフォームや外観のデザインをリノベーションすることで人気なヴィンテージマンションとして生まれ変わり、入居率のアップを見込めるのではないでしょうか。
今回はあえて古さを活かす外観リノベーションについてご紹介します。

古さを活かす外観リノベーションとは


古さを活かすとはどうことなのでしょうか。もちろんそのままなのですが、ここでは極端に古さを出すデザインという意味ではありません。外観を全て新しくしたいというのももちろん良いですが、そこまで大規模に全て作り替えてしまいたくないという方におすすめの外観リノベーションのことです。
例えば外壁がタイル張りのマンションやビルで、タイルを全て撤去し、新しい外壁にするというリノベーションは、一新するという点では効果は大きいですが、非常に大規模なリノベーションとなります。
この場合、リノベーションで塗装や補強はするものの、タイル張りを活かし、デザインを大きく一新しないリノベーションのことを、古さを活かす外観リノベーションとします。

古さを活かす外観リノベーションのメリット

古さを活かす外観リノベーションのメリットをいくつか紹介します。

大規模な工事にならない

先ほどもご紹介した通り、外観を一新するリノベーションとは違いリノベーションの規模が大きくありません。
そのため、工期が短くなったり、工費が抑えられたりします。マンションやビルの場合は住民の方への負担が少なくなるというメリットがあります。

外観が変わりすぎない

ビルのオーナー様でお聞きする意見としては、ビルの外観が変わりすぎて、特徴が変わってしまうと困ると言ったお話や、特徴的な形やデザインがあるので、そこは残したいというお話です。そのビルのシンボルとも言えるものがある場合は古さを残す外観リノベーションはおすすめです。

デザインが被らない

元々のデザインや形を活かすので、他の建物と被りにくいです。
そこまで特徴的なデザインをしたくないという場合でも、アンティーク調やレトロデザインといった、新築の建物でも選ばれるようなデザインにすることもできます。

古さを活かす外観リノベーションの注意点

希望通りのリノベーションが出来ない場合も

ご希望のデザインがある場合、そのデザインやご希望によっては大規模なフルリノベーションをおすすめされる場合があります。例えば、全体を新しく改装し、過去のデザインを再現するなどの場合はフルリノベーションの方が良い可能性があります。
また、そこまで大規模にならないだろうと思っていても、相談したら意外と大規模になってしまったという場合もあります。ご自身で見積もりを計算する前に施工会社や施工業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。

デザインによってはまたリノベーションの必要が

将来的にオーナー様が変わった、ビルや中古マンションのターゲットなどの変更でデザインを全て一新したくなった場合は外観を一新するリノベーションを再度行う必要が出てきます。
これからデザインを一新する必要が出てきそうな場合にならないかよく考えてからリノベーションするかを決めましょう。場合によっては、デザインが得意な施工会社なら、今後外観デザインを一新するリノベーションが必要になった時のことを考慮したデザインを提案してくれる可能性があります。そのため、もし決めかねている場合はその旨を施工会社や施工業者に相談してみるのも手だと思います。

古さを残す外観リノベーションのデザイン例

古さを残す外観リノベーションにおすすめのデザイン例をいくつかご紹介します。

建物に馴染むアンティークデザインに

古いビルの外壁は補修のみ行い、エントランス部分をリノベーションする際、馴染みの良い素材を使用したリノベーションがおすすめです。
あえて経年変化で段々と馴染む木材を使用することで、新品感を出しすぎず、年数が経つにつれてビルに馴染むデザインに仕上げます。
木材以外でも、経年変化する素材のものを使用することで、長く使える外観デザインに仕上げることができます。

塗装のみでデザイン

外観の塗装やペイントのみでデザインを行うのもおすすめです。
外観をタイル張りなどの施工を行わなくても、塗装のみでデザインをすることでビルやマンションの塗装とともに、新しさを出すことができます。
色合いを調整することで、新しさを出しながら今までのデザインに近いデザインにすることができます。
色合いやペイントのデザインも、施工会社や施工業者に左右されるので施工会社や施工業者は外観デザインを得意とするところに依頼しましょう。

照明で新しさを演出

塗装などを合わせて照明をつけると豪華さが上がります。
外観デザインや形はなるべくそのままで、でも変化はつけたいという場合におすすめです。
マンションやビルは大きいので、照明を使用した際の効果がとても感じられます。
エントランス部分にダウンライトやウォールライトを設置することでリノベーション前とはかなり印象が変わるのでおすすめです。
また、人感センサー付きの照明を使用すると防犯効果も上がりますので、マンションの場合はセールスポイントにもなりますのでおすすめです。

門扉やブロック塀にデザインを

マンションの場合におすすめなのが、門扉の施工です。門扉も外観に大きく関わるので、そこも力を入れるべきポイントだと思います。
門扉をマンションの外観のデザインに合わせると統一感のあるおしゃれなマンションになります。
ブロック塀も古く感じるという意見が多く、中には撤去してしまったというお話もあるのですが、ブロック塀自体も塗装したり、ペイントすることで新しさやおしゃれな印象を与えることができるので、おすすめです。ブロック塀をマンションにあった色合いにする場合は統一感が出て良いですが、あえて違う色で塗装し、アクセントとして使用するのもマンションのシンボルのようになっておすすめです。

中古マンションの場合は入り口付近の外観デザインを重点的にデザインするとこれまでの外観を生かした外観デザインになるので、どうしたら今までのデザインを残せるか悩んでいるというかたは入り口付近から考えてみるのがおすすめです。

まとめ

今回は中古マンションやビルの古さをあえて活かした外観デザインについてご紹介しました。
全てを一新するリノベーションもいいですが、工事の規模が大きくなる可能性が低く、中古マンションやビルのイメージを変えてしまう心配が少ないのが古さを活かしたリノベーションの良いところです。部分的なレトロ調のリノベーションはコストが低く、イメージを少し変えることができるのが人気の理由です。
デザインの例を一部紹介したので、中古マンションやビルの外観リノベーションをしたいけどどうしたらいいかわからないという方はぜひ候補として考えてみてください。
また、今までのデザインを活かした外観リノベーションはデザイン性が大事です。中古マンションやビルの外観リノベーションが得意な東京リノベンチャーにお任せください。

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