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リノベーションの外壁にも種類がある?サイディング外壁って?メリットやデメリットを解説

2021.06 18

リノベーションの外壁にも種類がある?サイディング外壁って?メリットやデメリットを解説

外壁リノベーションといっても、外装材にいくつかの種類があるのをご存じでしょうか?
一口に’外装材’といっても、その種類は様々で、選ぶ種類によって機能性や雰囲気がガラリと変わるもの。
建物のデザインや周囲の環境、または企業イメージに合ったものを選びたいですよね。
今回は、その外装材の中でも7〜8割を占めると言われる’サイディング’についてご紹介します。

サイディング外壁とは

サイディングとは、外壁に使われる壁材の一種。
壁の広さに合わせて、セメントや繊維を原料として作られるサイディングボードをカットし、壁に沿って貼り合わせ、つなぎ目をシーリング剤でしっかりと埋めて外壁を作ります。
高価に見えるタイプのものも比較的低価格でデザインを自由に変えられるだけでなく、実用性を考えて製造されているため、優れた機能面からも人気が高くなっています。

サイディング材の種類

サイディング外壁材は、素材の違いによって「窯業系」「金属系」「木質系」「樹脂系」の4種類に分けられます。

メリット

耐久性に優れている

特に窯業系と呼ばれるタイプのものは耐久性、防水性、遮音性が高いものが多く、色やデザインのバリエーションが豊富なため、家の外観をイメージ通りにしやすいという魅力があります。

建物に適したデザインが実現可能

レンガ・タイル・天然石などは本物を使用すれば費用が嵩む素材ですが、サイディングでその質感を十分に表現することもできます。
その他、木目調や塗り壁調など、色味や柄、建築の様式など色々なバランスを鑑みて、より住居にマッチした柄の選択が可能です。

経年劣化しにくい

軽量かつ塩害に強いタイプのものもあり、メンテナンス時には透明な塗料(クリア塗料)で塗装し直すことで、体裁をそのまま保つことも可能です。

リノベーションしやすい

あらかじめ工場で生産されているため、重ね張りや張り替えリフォームの際に施工に時間がかからず、職人によって仕上がりが左右されることもほぼありません。

短期間で仕上がる

塗り壁を作る時と同じような職人技がいらないため、工事期間や費用を抑えることができます。

デメリット

タイプによっては経年劣化によって塗膜がはがれてくると水を吸収しやすくなるものもあるため、約10年に一度は塗装リフォームがほぼ不可欠です。
※ほとんどの場合、外壁材は約10年の周期で塗装などのメンテナンスが必要になるため、上記のようなデメリットはサイディングに限った話ではありません。
美観や耐久力を重視したい場合には、サイディングは適した外壁材の一つです。

まとめ

高級感あふれる質感を十分に再現できるとあって、近年人気が高まりほとんどのシェアを占めるサイディング。
見た目だけでなく機能面も優れているとあれば、用いない手はありません。サイディングには原料によって様々なタイプのものもあるため、また別の回に詳しく見ていきたいと思います。

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